· 

ハンガリーでプロに教わる最高な環境

『欧州の太陽』古川力也
ハンガリーでプロに教わる最高な環境。

まずは、太陽賊マーズ2連覇おめでとうございます!他にも下位トーナメント優勝やベスト4など、好成績の嵐だったかと思います。お疲れ様でした!

さて、私はと言うとハンガリーでプロテニスプレイヤーに教わっています。今コロナで経済的に厳しく試合に出れないのでコーチングをしてお金を稼いでるそう。今試合に出ているのはランキング400位ぐらいまでらしい。もしくは将来有望でスポンサーがめっちゃお金出してるか。厳しい世界だと痛感しました。
ちなみに2時間コート代込みで約700元、プロと練習出来るんだから何と良い環境か。彼はDavidと言う23歳の元デビスカップ代表。ドイツ戦でシングルス2で出場し、P.コールシュライバーから1セット取った実力者。(本人曰く、1セット取ってから相手が本気を出して手も足も出なかったとのこと)
初めて彼とラリーした時にフォアハンドとタッチセンスが良いねって太陽のスーパーコーチ岡崎先生と全く同じ事を言われたので嬉しかったです。今彼にはサーブとバックハンドをメインに教えて貰っています。

プロとはマンツーマンなので最後にシングルスをします。
もちろん超超超〜手加減されているのが分かるのですがゲームが取れません。シングルスをしていてダブルスの時に慣れてしまった癖がなかなか離れない。それは…ボールが浅くなってしまう事。
上海時代、相手のサーブに対して私のリターンはネットスレスレを通りサービスダッシュをしてくる相手の足元にいってました。そのためバウンドするのはサービスライン前後、シングルスで同じ感覚で打つとベースラインで待ち構える相手にとっては、楽に返されてしまいます。ダブルスでロブやショートクロスをするのは得意だったのでそれを活かしてコートを広く使おうとしたのですが、逆に相手にも広く使われ走らされる範囲が広くなりものすごくバテてしまいました。
というか、そもそもボールの回転量がエゲツなく、めちゃくちゃ重い。。。2時間ずっと1対1で打ち合い、向こうはほぼノーミスのためずっとラケット振っているので最後にシングルとかもうヘトヘトの状態。。。
体力の問題もありますが、大事なポイントで攻め急いでポイントを落としてしまっていたので、久しぶりに私の理想のシングルスの勝ち方をしている試合をYouTubeで見ました。
今週はそれを意識して死ぬ気で1ゲーム取りたいと思います!

ちなみに私の理想のシングルスは2008年のツォンガ対ナダル戦のツォンガのプレーです。気になる方は一度見てください。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    トップスピン先輩 (月曜日, 15 3月 2021 20:30)

    一生に1どあるかないかの貴重な経験をされてて羨ましい限りです!古川さんの更なる躍進に期待してます。

  • #2

    寺村 (月曜日, 15 3月 2021 23:03)

    人生の予期せぬ転機を、チャンスやキャリアに変えていく逞しさ!素晴らしい!